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 遺伝性疾患について1

 ここでは遺伝性疾患と言われているものについて説明します。

 まず、誰もが遺伝性疾患と言われて思い浮かぶ、

 親から子へ・・・という遺伝の仕組み、掛け合わせとその結果について説明します。

 ・アフェクテッド(発症している、もしくは発症する可能性がある犬)

 ・キャリア(発症はしないが病気の遺伝子を半分持ってる犬)

 ・クリア(発症の可能性がない犬)

 以上の犬を親犬として交配した場合、子犬がどのような状態で、どのような確率で

 産まれてくるかを考えます。
 (あくまでも確率なので、実際の比率とは多少異なる場合があります。)


 ①クリア×クリア=100%クリア

 ②クリア×アフェクテッド=100%キャリア

 ③アフェクテッド×アフェクテッド=100%アフェクテッド

 ④クリア×キャリア=50%クリア、50%キャリア

 ⑤アフェクテッド×キャリア=50%キャリア、50%アフェクテッド

 ⑥キャリア×キャリア=50%キャリア、25%クリア、25%アフェクテッド

 
 上記の掛け合わせではこのような確率で子犬が産まれてくるとされています。


 ここで考えなくてはいけないのは、〈もちろんアフェクテッド(発症している犬)を

 交配させるというのは、もってのほかですが・・・〉キャリア同士の交配です。

 キャリアの犬というのは病気の遺伝子を持っていても

 外見的には全く問題ないのです。

 なのに、その交配の結果では4分の1の確率で発症する子犬が産まれてくるのです。

 このキャリアの犬については次の『遺伝性疾患について2』で、お話します。

 
 そして、全く問題のない犬(クリア)を交配させた場合には、

 仮にアフェクテッドと交配したとしても、(絶対にしてはいけませんが)

 発症する子犬は産まれてこないという事です。

 
 ウチの子は問題ないのに・・・と思っていても、産まれた子犬が発症した場合は

 問題があったという事になるのです。


 と、ここまで書いてきましたが、これは遺伝子学上の確率の話で、

 実際には他にも原因は考えられるのです。

 
 それについては次の『遺伝性疾患について2』でキャリアの犬と共にお話します。